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大阪府議会第20期がスタート、議長申し入れを行いました



大阪府議会、5月臨時議会が開かれ、新しい正副議長が選ばれました。


この春の統一自治体議員選挙を経て選ばれた、第20期大阪府議会のスタートです。

前期に引き続き、山田けんた議員と2人で民主ネット大阪府議会議員団で活動していきます。

日本一少数会派に冷たい大阪府議会の議会運営を少しでも改善できるよう、選出された議長副議長に議会改革についての要望書を提出しました。










2023年5月19日

大阪府議会議長  久谷 眞敬  様

大阪府議会副議長 垣見 大志朗 様

民主ネット大阪府議会議員団

代 表 野々上 愛

幹事長 山田けんた

要望書


 大阪府議会第116代議長、第118代副議長に就任され、公正かつ闊達な議会運営に向けご尽力されることに期待を寄せております。民主ネット大阪府議会議員団として大阪府議会の更なる活性化のため、以下について要望いたします。ご検討のほどお願いいたします。


1.全会派による発言機会の確保について

 本会議での質問ならびに討論を少数会派においても実施できるよう要望します。現状、大阪府議会では代表質問や採決前の討論が交渉会派のみに限られています。他府県での実施状況なども参考に、議案や予算案に対する多様な意見が表明できる機会の確保を要望します。

 

2.文書質問制度の導入について

 提出諸議案の文書による質問・文書質問制度の導入を要望します。議場での質疑は時間的制限があるなど一定理解するところですが、文書であればそうした制限がクリアされるとともに、十分な議論が確保できると認識します。東京都議会をはじめ、文書質問制度を導入する都道府県議会も増加傾向にあることをふまえ、大阪府議会においても議会審議の更なる充実のため文書質問制度導入の検討をお願いします。


3.専決処分のあり方、閉会中審査の充実について

 新型コロナウィルス対策など、この数年の大阪府議会では多額の予算が専決処分されました。しかし、他の都道府県では、機動的な議会開催で対応している例も見られます。議会審議の形骸化につながりかねない専決処分については、議会として極力避けるよう知事部局に申し入れるとともに、常任委員会の閉会中審査の活用、必要に応じた特別委員会の設置など、緊急時においても機動的に対応でき、チェック機能が働く議会の運営を要望します。


4.議会運営委員会、並びに政務調査委員会等への少数会派の参加について

 議会運営委員会、並びに政務調査委員会への少数会派のオブザーバー参加を要望します。政務調査委員会についてはすでにオブザーバー参加の実績がありますが、今期も引き続きの取り計らいをお願いいたします。また議会運営委員会についても、少数会派の意見具申が可能となるようオブザーバー参加の検討を求めます。

加えて、特別委員会や附属機関への議員派遣についても、会派比率を積み上げるなど、端から少数会派が排除されることのないよう、配慮を願います。                          

             以上、よろしくお願いいたします。

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