top of page
  • 執筆者の写真nonoueai

【声明】大阪IR計画の是非を住民に問う住民投票実施に賛成する




 大阪にIR・カジノを誘致する区域整備計画についての同意を求める議案が、大阪府議会・大阪市会の2月定例会に提案される。議決されれば国へ区域整備計画の認定の申請が行われる。しかしこの計画をめぐっては、この間当初計画にはない予算負担が次々と明らかになり、住民から不安の声が上がっている。


 そんな中、明日から始まる大阪市会で、自民党・市民クラブ大阪市会議員団が「住民投票条例案」を提案するとしている。我々は、この住民投票条例案におおいに賛同するものである。


 一連の夢洲開発をめぐっては、公費投入ゼロとしていたものが夢洲の土壌保全等に790億円、IR誘致のメインだったMICE(国際会議場施設等)は10万㎡だったものが開業当初2万㎡に大幅縮小など大きく変更されることになっている。大阪市長は“2019統一選で承認済み”としているが、ここまで大きな計画変更となるならば、改めて、正確な情報をもとに住民に確認すべきと考える。


 そもそもIR・カジノ誘致については、夢洲開発の問題点、依存症などカジノがもたらす社会的影響などは深刻であり、私たちは当初から反対の姿勢をとってきた。大阪府民、とりわけ大阪市民に大きな負担をかけることになることから、住民の意見を聞くべきとする自民党・市民クラブ大阪市会議員団の住民投票条例案に賛同し、可決された際には広く市民とともに、IR・カジノ誘致反対の運動に取り組む。


 民主ネット大阪府議会議員団としては、IR・カジノの事業地域である大阪市民の大多数の賛同を得ない限り、この計画を進めることに賛成できないことを明言しておく。



2022年2月9日

民主ネット大阪府議会議員団

代 表 野々上 愛

幹事長 山田けんた

閲覧数:61回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2023年3月17日 民主ネット大阪府議会議員団 代 表 野々上 愛 幹事長 山田けんた 大阪府議会令和5年(2023年)2月定例会、3月17日採決分における、 民主ネット大阪府議会議員団採決態度について 今任期最後の議会となる大阪府議会令和5年(2023年)2月定例会の諸議案に対する、民主ネット大阪府議会議員団の主だった採決態度ならびにその理由について、以下に説明する。 本来これら主張は、本会議

2023年3月6日 民主ネット大阪府議会議員団 代 表 野々上 愛 幹事長 山田けんた 大阪府議会令和5年(2023年)2月定例会、3月6日採決分における、 民主ネット大阪府議会議員団採決態度について 議員提出第2号議案 大阪府におけるカジノを含む統合型リゾート施設IR誘致の賛否を大阪府知事選挙と同日に問う住民投票条例制定の件【賛成】 昨年7月に直接請求による住民投票が提起されたが、維新、公明会派

title1.png
bottom of page