今週金曜日、12日から6月定例議会が始まります。先週末には審議内容が記された議案書を受け取り、今日は議会運営委員会が開かれ、議事進行の段取りをします。
3月に1年分の予算編成を行った直後の議会とあって、毎年6月議会は1年で最もボリュームが少ない議会です。
しかし今回は少し様相が違います。定額給付金の精算に関係する予算や、国会で審議された補正予算にまつわる、安心子ども基金特別対策やら、緊急雇用創出基金、ふるさと雇用再生基金・・・これらに関する審議が散見されます。総選挙前のバラマキと揶揄される国の予算編成のあり方ですが、その影響を受けるのは自治体現場です。しかもこれらの基金、と称するお金は殆どが3年程度までの時限立法です。制度があまりにもコロコロ変わりすぎるのは、現場にとっては負担が増えるだけです。 夏を待たずして、解散・総選挙の足跡が聞こえてきています。目先のことだけでなく、未来を見通して、そして現場をきっちりと見つめられる、そんな新しい政権が一刻も早く誕生してくれることを願わずにいられない、そんな自治体の現場です。
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