3月4日から始まる高槻市議会3月議会、1週間前の今日、議会が告示されました。
私たち市議会議員の元には、正式にはこの日に議案書(議会で審議する予算案や条例案の綴り)が配布されます。1年で一番ボリュームのある3月議会では議案書を積み上げると何と20cmに!この議案書綴りを読み進めて、議案調査を進めていきます。
気になるのが先日、新しく誕生した大阪府知事の動向による影響。大阪府では4月から始まる来年度予算を7月末までの暫定予算として、6月議会で改めて予算を組みなおすそうです。その影響がまもなく始まる市町村の3月議会にダイレクトに現れます。
市町村では府補助金や府負担金を当初予算に組み込んだ1年分の予算案が3月議会に示されます。高槻市では府の暫定予算措置により、予定していた予算案の中で約49億円が来るかわからなくなってしまいました。万が一この予算がこないなら、100%市の持ち出しで行うのか、それとも事業を辞めてしまうのか。いずれにしても余りにも直前でのバタバタ対応で、高槻市でも財政担当職員が大きなため息をついています。 府の財政再建は急務の課題ですが、市町村に大きなしわ寄せがくるやり方では、現場で笑顔が見られなくなってしまいます。
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