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「方向2:高槻のエコ」

方向2:高槻のエコ

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「もしも高槻市がひとつの地球だったら」
 そう考えてみてください。きっと、エネルギー資源も食糧資源も不足するはずです。「市の半分が森林」という緑豊かな高槻ですが、36万の人口を支えるほどの酸素供給は期待できないでしょう。こう考えることで何が分かるか。それは私たち高槻市民が食糧もエネルギーも酸素も、どこか別の場所(日本とは限りません。地球上のどこか、です)に依存している、地球上の誰か、何かに36万人分のしわを寄せているということです。その善し悪しを問いたいのではありません。こうした事実をよく意識しておくことが、エコやサステナ(※1)を広めるための大切なスタートだと思うのです。
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 緑の多い高槻北部、樫田では木質ペレットの生産が行われています。ペレットは間伐材等でつくる燃料であり、化石燃料と違い木の成長過程でC02排出量をゼロにできるエコな資源の一つです。ところが、この消費を市内で積極的に行っているのは森林センターや富田のカフェコモンズ(※2)くらい。いくら環境に優しい事業でも、生産−消費の関係が地元に根付いていなくては心もとないものです。せっかく良い事業をしても、継続性がなければサステナとはいえません。
 森林の話を続けると、高槻市の森林の多くは私有地です。これがもし国有林であったら、はるか500km彼方の「国」からやってくる政策に良くも悪くも振り回されかねません。私たちのまちの緑は、私たちで守り、育て、活用する。行政と市民が協働で環境政策や資源利用を行うチャンスがあるのです。
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 さて、それでは高槻市の環境政策はどうでしょう。市役所で環境部のお仕事といえば、大半はゴミ処理の問題です。入ってくる資源や守るべき緑のことではなく、出ていくゴミのことが最優先。それが悪いとは決していえませんが、それではイタチごっこではないでしょうか。
 高槻がこれからも高槻として続いていくために、「ただひとつの地球の中のただひとつの高槻」と考える。そうすれば、資源は循環する方がいいし、争いは起こさない方がいいし、その火種も絶やすようにすれば良いと思えるのではないでしょうか。
 こうした意識を高めて、具体的な工夫を皆さんと考える。これも私のような議員の仕事と考えます。
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※1:サステナビリティ(持続可能性)の略です。マエキタミヤコ著『エコシフト』(講談社,2006)など参照。
※2:カフェコモンズ http://cafe-commons.com/

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